Mコバです。
自宅でもお店のような美味しいコーヒーが飲みたい!って、思ったことはないでしょうか?
わたしはかれこれ、コーヒーの自家焙煎をはじめて3年近くになります。今回はだれでも簡単に自宅でできる「自宅焙煎」を紹介します。これから自家焙煎やってみたい方にお送りするコーヒー自宅焙煎完全ガイドです。自家焙煎するコーヒーはほんと新鮮で、おいしくできるんですよ。
自宅焙煎の第一歩生豆を購入しよう
生豆の購入先
まずは生豆ですね。ネットで購入するんですが、おすすめはワイルド珈琲です。
種類豊富でどれも安くて、品質が良いような気がします。
わたしはコーヒーは1日に5杯ぐらい飲むので、1回の注文でだいたい生豆4kgを目安に注文しています。半年ほどで無くなります。
有名どころとしては他に;
World Beans Shop:3,240円以上で送料無料。甘み、酸味、苦味、コクなどそれぞれの豆に依ってレベル判定してくれているので、初心者の方には一番わかりやすいです。実際わたしもはじめての時は利用しました。
早川コーヒー:品揃え豊富。北海道からの発送。大量に購入するひとにはいいかも。amazonにも出店しています。
コーヒー豆って、いろんな種類があるけど、なにを買えばいいの?
コーヒー豆の種類としてはアラビカ種のなかでも、ティピカ、ケントなど色々とありますが、特に気にしなくても大丈夫です。
また、コーヒー豆の収穫年によって、ニュークロップ(その年に収穫)、パーストクロップ(1年経過)、オールドクロップ(2年以上経過)とあります。それぞれ特徴がありますが、わたしは新鮮なコーヒーをモットーとしているので、ニュークロップをメインに注文します。
豆は薄緑色をしていて、きれいですよ。まあ、オールドクロップの豆もおいしいんですけどね。
最後にコーヒーの生産地ですよね。ブラジル、コロンビア、インドネシア、エルサルバドル・・・まあ、ほんといっぱいあるので、悩みますよね。
それぞれの産地で特徴があるので、結局どれを買えばいいんだってね。
はじめての場合はスタンダードにブラジル、コロンビアなどを注文するか、それぞれのネットショップではセールを良くやっていますので、そのとき気になったものを注文すれば、いいと思います。
わたしは基本的にセール品を購入していますよ。
コーヒー焙煎に必要な道具たち
焙煎道具①「手網」
えー、まずですね。焙煎方法はいろいろあるんですが、わたしは手網焙煎を推奨してます。
焙煎しながら、焼け具合を都度確認できるので、失敗が少なくておすすめです。
ほかにもフライパンでもできるし、電子レンジや、フィリップスのノンフライヤーで焙煎される方もいます。
手網はダイソーで取っ手付きのザルと、フタに使用する同サイズのザルを使い、クリップでとめています(クリップでとめないと、焙煎中にフタが取れる恐れがあります)
焙煎用の手網は銀杏用のものを流用されるかたも多いですね。その方が取っ手が木でできているので、安定して焙煎しやすいです。
焙煎道具②「計り」
焙煎する生豆の量を計るのに、必要ですね。
焙煎道具③「コーヒーミル」
焼き上がったコーヒー豆をクラッシュするのに必要です。わたしはbodum BISTROを使っています。おしゃれな見た目と、挽き具合が細かく設定でき、クラッシュしたコーヒー豆も均一になるので、満足しています。わたしのようにコーヒーを沢山飲むひとは電動一択です。まあ、お金に余裕があって、今後も焙煎を続けるのであれば、電動ならカリタのナイスカットミル、手動ならアウトドアでもつかえるポーレックス 手挽きコーヒーミル セラミックあたりがおすすめですよ。
焙煎道具④「ドリッパー・サーバー・ドリップポット」
焙煎ではなく、コーヒーをいれる道具ではあるんですが、ドリッパーはHARIO V60、コーヒーをためるサーバーはなんでもいいです。わたしはコーヒー1杯だけ入れたいときはティーカップにドリッパーをのせ、直入れしてますので。。。1度に2杯以上入れる場合は必要なので、ハリオのセットでも買っておけば、間違いありません。
ドリップポット(やかん)は出来るだけ注ぎ口が細いものを選びましょう。
わたしはバルミューダの電気ケトルを購入しましたが、これも満足しています。コーヒー生活が充実しましたよ。
ナイショの話それまでは普通のポットからドバドバとお湯を注いでいたのですよ。
自宅焙煎をやってみよう
焙煎前にキッチンまわりを汚さないセッティング
自家焙煎の困った問題はチャフと呼ばれるコーヒーの皮が、ほんと縦横無尽に飛び散ります。
なのでガレージや広い庭でカセットコンロで焙煎するのが、汚れ無くていいんですが、マンション住まいでも焙煎をやりたいってことで、こんな完全防御となっております。
さらに飛び散りを防ぐためには生豆を焙煎前に洗うのもひとつの手です。
豆を洗うことに関しては賛否両論あるようですが、わたしはたまにやりますよ。何事も一度やってみないとね。
焙煎前に豆を洗うと味がキリッと感じるのはわたしだけでしょうか。
さあ、焙煎をはじめましょう
まずは焙煎する豆を計ります。1回200〜250gを目安にしてます。
焙煎するときは網を振りっぱなしになるので、あまりに重すぎると腕がかなりきつくなります。
つぎはハンドピック。クズ豆を取り除くことで、雑味を防ぎます。
いい生豆だと、クズ豆が少ないので、ハンドピックにも時間がかかりません。
逆に品質が良くないとクズ豆率が上がるので、時間も余計かかります。
クズ豆としては黒っぽいもの、カビ、虫食い、割れてるものをハンドピックしていきます。
手網をセットして焙煎をはじめます。
わたしはこのまま焙煎したり、アルミホイルを網に巻き、焙煎することもあります。
いまだにその違いがわかりませんが、アルミホイルをした方が味にコクがでるような気がしてます(バカ舌なので、はっきりいってわかりませんw)
こんな感じで、200〜250gだと、強火で約10分ほどで焼き上がります。
画像では素手で取っ手を掴んでますが、絶対鍋つかみを忘れないで下さい。
ドン臭いわたしは、このとき火傷しましたw
途中経過です。いつもは最後まで一気に焙煎しますが、ブログ用に撮影。
ここまでくると、ナッツのような香ばしい香りが部屋中を包み込みます。換気必須!
焙煎を続けると、パチパチと豆が弾ける音がしてきます(1ハゼといいます)さらに焙煎していくと2回目の弾ける音がします(2ハゼといいます)これ以上焙煎すると苦味が増していく感じですかね。
自宅焙煎(手網)だと、はっきりいって、自分の好きな味を出すのは不可能に近く、難しいです。
その時の条件によっていつも違いますし、過去に焙煎したコーヒーをまた飲みたい!と思っても、その再現性はかなり低いです。
やっぱりプロの焙煎所ってすごいんだなーと、いつも感心してます。
なので、自宅焙煎では色味のみで判断してください。
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焼き上がりました!熱々なので気をつけてくださいねー。
サーキュレーターで冷まします。扇風機でもいいですし、うちわでも構いません。
できたて、新鮮コーヒーを飲みましょう
コーヒーをひいて、セットしてっと、
きたきたー!!お湯を注ぐと、プクプク盛り上がってきたーー!!!!
これが、自宅焙煎新鮮コーヒーの醍醐味ですよ。
焙煎したてでないと、このプクプクは味わえないですからねー!!
まるで、コーヒーが生きているようだと言っちゃうのは大げさでしょうか!テンション高めですみませんw
では、いただきましょう。いっただきま~す!!
「うっ」
「うっ」
「うっっめ〜〜ぃ!!!」
(バカ舌なので、詳細なコメントは控えますw、でも、わかるでしょ!)
というわけで、長くなりましたが、みなさんもお手軽自家焙煎おすすめですよー。コーヒー愛がさらに増します。
↓
-おまけ-
「んっっ」そういえば、キッチン片付けてなかったな!!うげーきたねえー!
【完】